2022.4.1
弊社にて設計・監理を行ったコーポラティブハウス「御留山ハウス」のひとつに暮らす家族の、子ども部屋改修計画である。元々ウォークインクローゼットであったスペースを利用して子ども部屋に転用し、子どもの成長に合わせて柔軟にスペースの使い方を変えていく事を目的としている。元のクローゼットを半分残し、もう半分のスペースに二段ベッドを設け、窓際の明るい環境に学習用デスクとシェルフを設置している。傾斜地に建っている建築の為、窓の外には周辺建物の屋根の風景が広がっており、二段ベッドに登るとあたかも屋根の上で過ごしている様な、愛着の湧くスペースになった。施主からは「子どもたちが、なかなか二段ベッドスペースから出てこない」との報告もあり、お気に入りの場所となっている様である。
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設計・監理
株式会社川辺直哉建築設計事務所/川辺直哉、石井亨和
用途
共同住宅(子ども部屋)
延床面積
10.57㎡
規模
鉄筋コンクリート造
工期
設計期間:2022年2月〜3月
工事期間:2022年3月〜4月
工事期間:2022年3月〜4月
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